エコファーマーズ

エコファーマーズとは

私たち豊岡エコファーマーズは平成15年に兵庫県知事からエコファーマーに認定された新しいグループです。以前から「美味しくて安全なコメ作り」にこだわり、有機質肥料を使用したり、消費者からの要望にこたえて農薬を削減したり、遠赤外線乾燥を行ったり・・・と色々な試みをしてきました。
以前から交流のあった地域の仲間を誘い合い、使用資材を統一し、コスト低減、作り方の統一、安全性の確保を行った上で、兵庫県農業改良普及所や、農業試験場の技術支援を受けながら安全で美味しいお米づくりのノウハウを一年一年積み重ねています。
兵庫県豊岡市は国内唯一の天然記念物コウノトリの保護繁殖地です。現在世界の生息数2000~2500羽のうちの100羽以上がこの地にいます。日本の自然種は1971年に全滅しましたが、保護増殖に関わられた方々の涙ぐましい努力によってつい10年ほど前にヒナが孵り、この数まで増えました。

コウノトリは子宝を運ぶ幸せの象徴として知られています。平成17年9月24日、5羽のコウノトリが自然に放たれました。今後、経過をみながら新たな自然放鳥が予定されています。人のすむ土地への野生動物の復帰は実は世界初の試みです。

コウノトリでさえも暮らすことの出来る環境はそこに生活する人間にとっても素晴らしい環境だと気付いて、私たちは自然のバランスと調和するコメ作りをすすめています。

ページの先頭へ

取り組みの狙い

私たちは、コウノトリをシンボルとして田んぼや野に住む生き物生態バランスと調和するお米作りに取組んでいます。
人間の健康は動植物の食物連鎖の微妙なバランスを通して密接に自然とつながっています。コウノトリは鳥類の中で最も大型の鳥であり、人間と同じく食物連鎖の頂点にいます。コウノトリは何でも食べる大食漢です。田や河川の湿地に飛んできては小魚やカエルやバッタなどの小動物を食べます。そのため、餌となる小動物が汚染されているとストレートにその影響をうけます。かつて30年以上前に野生のコウノトリが死滅したのは農薬に汚染された餌を食べざるを得なかったことによる生物濃縮が原因でした。(農薬を摂取した小動物を食べると、大食漢のコウノトリの体内では農薬の濃度が10万倍近くにまで凝縮されます。)

今、自然復帰が試みられているコウノトリは、野生種が1971年に絶滅しました。このことは人や自然環境の健康状態への警鐘でもありました。

人にとって安全でおいしい食物をつくり、また小動物を増やし、生物層の豊かな循環を取り戻し、子供たちが田や川に虫や魚を小川や里山で追うことが出来る住環境を取り戻そうと、(少し欲ばりなようですが…)そのような願望をもって私たちはおコメ作りに工夫を加えています。

ページの先頭へ

作付の工夫

私たちはコウノトリの餌場を田に作り、安心・安全なお米を作るために次のような工夫をしています。

1.除草剤をできるだけ使わない工夫
2.殺虫剤を出来るだけ使わない工夫
3.虫や小動物を増やす工夫
4.稲そのものの生命力を高める工夫

人にとってもコウノトリその他の動物にとっても安全な環境を作るために、私たちは除草剤や殺虫剤を出来るだけ使わない工夫をしています。例えば、稲の収穫後、田に水を入れた状態で越冬したり、米ヌカを田に入れたりしています。田に米ヌカや糖蜜などを入れ、水を同時に入れると有機酸という成分が出来ます。この成分が雑草の芽を殺します。また、冬場に田に水を入れておくと田んぼの表面がとろとろになります。これはイトミミズなどの小動物がわき、土を食べてそのカスを排泄することによって起きます。表土の土の極めが細かくなると雑草の種は比重で表土の下に沈み、発芽しにくくなります。また、田植後1ヶ月くらい10cm以上の深水で管理します。こうすることによって根の浅い種類の雑草は水の浮力で根から抜けてしまいます。

また、私たちは7月の上旬まで田の水を残しています。これはこの時期までにオタマジャクシやヤゴなどがカエルやトンボになるのを待つためです。これらの小動物が住み易い環境を作ってやると、ウンカやカメムシのような害虫を食べてくれます。殺虫剤のかわりに天敵を増やし、害虫被害を減らす効果を狙っているのです。(昨年は農薬散布田より、天敵を増やした農薬無使用田の方が穀粒検査の結果が良いという結果が出ました。)

ページの先頭へ

お米つくり一年

  • もみ種の温湯消毒
  • 成苗育苗
    (薄播きにして一本一本
    丈夫な苗にします。)
  • 田植えと同時に
    米ぬかペレット散布
  • 稲の成育調査
  • 益虫・害虫の生息数調査
    (カブトエビがいました)
  • 米ぬかペレットの散布量・
    原料の違い
    と抑草効果を追跡調査
ページの先頭へ

豊岡エコファーマーズ農薬使用状況

使用農薬一覧 使用農薬一覧減農薬 使用農薬一覧無農薬
ページの先頭へ